なんだかもやもやとした不安が、自分の心を覆っているとき。
もやもやの正体がわからなくて、なぜだか不安で、このままだと自分はまずいような気がする。もう逃げ出してしまいたいような、でも息苦しくてもう走れないような、そんな気持ちになったとき。
その不安はたぶん「正体がわからないこと」によってむくむくと膨れているのだと思います。
今回は「なんとなく不安」「なぜだかもやもやする」ときに、紙とペンさえあればできる “心を整理する方法” をご紹介します。
ノートで心を整理して「なんとなく不安」を軽くする
必要なのは、紙とペン。
そして、誰かに邪魔されることのない、静かな時間。
自分の部屋で、お気に入りのカフェで、ノート時間をとってみてください。
1)とにかく「もやもや」をありのまま書き出す
まずは、とにかく「今もやもやしていること」をそのまま書き出します。
ノートに書く場合は、見開きの左ページに書くのがおすすめです。
箇条書きで、言葉の体裁も気にせず、頭のなかにあるまま、どんどん出していきましょう。
2)書き出した「もやもや」を2つに分ける
ある程度「これが自分の頭のなかにあった “もやもや” か!」と思えるぐらいに書き出せたら、その「もやもや」を以下の2つに分けていきます。
【もやもやの分け方】
・自分次第でどうにかできること
・自分ではどうしようもないこと(外的要因が大きいこと)
書き出したもやもやに、マーカーやペンで印をつけて分けるのがおすすめです。
自分の行動によって変えられることなのか、そうではないのか。
分けてみると、ただの「もやもや」だったもの達が、また違った見え方をしてくるかも。
3)「自分次第でどうにかできること」の次の一歩を考える
「自分次第でどうにかできること」に分けられた「もやもや」は、もう「もやもや」ではなく「課題」になっています。
つまり、もやもやとした不安は心を暗くするだけのものですが、課題となれば、それは分析できる対象であって、「解決できるかもしれないこと」になるといった具合に。
ということで「自分次第でどうにかできること」の、次の一歩を考えてみます。
【次の一歩を考えるポイント】
課題をクリアするための次の一歩は、こんなことを考えてみるのがおすすめです。
・わからないことを調べる
・誰かに伝える/アドバイスをもらう
・具体的な手順を考える
このように「 “わからない” という不安」が、もやもやの根っこにあることは、結構多いように思います。
だから、不安の輪郭を捉えると、それが「課題」に変わって、クリアできるものになる。
そうすれば、次の一歩を考えられるようになっていくのです。
不安に押しつぶされてしまう前に、その輪郭を捉える習慣を
先が見えなかったり、何が起こるのかわからなかったりするとき、不安になるのも当たり前。「自分がダメだから」というわけではありません。
でも、その不安に押しつぶされて苦しんでしまうとしたら。そうなる前に、「不安」の輪郭を捉えること。
つまり、紙やノートに書き出してみるのがおすすめです。
もやもやを自分の中で抱えるのではなくて、ノートに移行するようなイメージで書き出すこと。
ぜひ、実践してみてくださいね。
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