【じぶんジカン選書】周囲を気にし過ぎてしまうときに読みたい3冊

こんにちは。じぶんジカンの岡本です。

月に1回、岡本が「じぶんジカンユーザーさんにおすすめしたい本」をご紹介していくコラム。

2月は「周囲を気にし過ぎてしまうときに読みたい3冊」を選んでみました。「自分のペースが乱れているなぁ」と思ったときに、手に取っていただけると嬉しいです。

もくじ

自分のペースで歩いたって良いんだ、と思える1冊

最初にご紹介したいのは「マイペースな自分」に戻れる本です。

著:庄野 雄治
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世間体ではなく「自分の心地よさ」を目指せているか?

コーヒーの知識も特別ない、ごく普通のサラリーマンから脱サラしてコーヒー焙煎人になった著者・庄野さんのエッセイ。

世間の常識から離れ、自分が心地よい方に進んでいく姿に、今の自分の生き方を考えさせられます。

また、気取らない等身大の言葉で書かれた文章は、とても読みやすくサラッと読めてしまうのも、この本の魅力です。

「こうあるべき」」に縛られてしまう方におすすめ

世間一般の常識や周囲からの視線など。
「これが普通」「こうあるべき」と規定されているように感じることは多いですが、著者の庄野さんはそこから距離を置いて生きているように感じます。

「自分がいいと思ったものを信じてみる」「真っ向勝負しない」「点数をつけない」など、独自の生きていくカタチを見出した庄野さんから、「こんな考え方で生きていたっていいんだ」と視界が、ぶわっと広がるような気持ちになります。

誰のためでもなく、自分のために生きていく

当たり前のことなのですが、周りと競争しがちな日常を過ごしていると、どうしても「自分のために生きている」ということを忘れてしまいます。

周りを気にせず、自分が良いと思ったものを信じていく。そんな気持ちを思い出させてくれる本です。

この本を読むと、なんとなく周囲の「音」が消えて、無音の世界に入ったような不思議な感覚になります。心の中がガチャガチャしたときにはいつも、この本の中に静寂を味わいに帰っている感じです。

自分を「少しずつ」認めていく姿に共感できる1冊

お次はのんびり屋さんな主人公の生き方に魅せられる1冊。

著:吉田 修一
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ユーモアと寂しさがブレンドされた、不思議な青春小説

上京してきた大学生、横道世之介。
様々な人と関わり、少しずつ都会の生活に慣れていく姿を、ユーモアたっぷりに描いた青春小説です。

のんびり屋でマイペースな主人公と対極にある、都会の生活や都会の人々。2つがミスマッチを起こしていくのですが、それがとても面白くもあり、一方でなんだか自分が忘れてしまったような気持ちを思い出させてくれ、寂しさのようなものも感じます。

変わろうと頑張りすぎてしまうときに読み返したい

変わっていくことも大切だと思いますが、一方で「変わらない」ことの尊さもあると、この小説を読んでいると思います。

大切なのは無理をせず、今の自分も認めてあげることなのかもしれません。

今の自分が嫌で変えたい、だけど苦しいという方に、そっとおすすめしたい、そんな1冊です。

周囲と比べてゆっくりだとしても、「自分のペース」で歩いていたい

主人公の横道世之介は、周囲の環境や人が変化していく中で、ほとんど変化しません。私はその姿にとても魅せられてしまいます。

環境に適応していくことも、もちろん素晴らしいのですが、自分のペースを変えずに歩き続けられる自分でもいたいなぁと、欲張りですが思ってしまうのです。

これぞ「マイペース国民」のエッセンス!

最後は「ザ・マイペース」なイタリアの方々から生き方を学ぶ1冊。

生き方の「幅」が広がる1冊

著者の宮嶋さんが長年、イタリアの人々と関わってきた中で感じた傾向をまとめた本です。

「一度に複数のことはできない」「嫌いなものは先延ばし」「欠点は直さない」などなど。日本では嫌がられがちなことが、イタリアでは許されてしまいます。

どちらが良い悪いではなく、イタリアの人々の考え方を読んでいると「こんな風に生きても良いんだ」と生き方の幅が広がるような感じがするのです。

考え方の「処方せん」が欲しい!という方におすすめ

例えば高望みをして自分が苦しくなったとき。

この本のなかにある「小さなことに満足して少しでも楽しく彩る」という考え方を知っていれば、気持ちが少しは楽になるかもしれません。

自分が苦しい時の「処方せん」が増える、そんな1冊です。

自分にも他人にも、寛容でありたい

「寛容さ」が心のゆとりを生んでいるように思います。

特に他人に対してはとても大らかな印象で、失敗を赦す感じを受けます。

それが全て良い訳ではありませんが、私も相手にイラッとしたときには、もっと寛容になりたいな、と思いました(まだまだ修行中ですが…)。

以前読んだときとは、違った箇所に、心動かされました。

今回の3冊は何度も読んでいる本なのですが、本を読んだ印象や心が動いた箇所が違うような気がします。

読むタイミングによって感じることが変わるのも、本の魅力だなと改めて感じました。

みなさまも、良い読書時間を。

著:庄野 雄治
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著:吉田 修一
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この記事を書いた人

じぶんジカンのショップ担当。主に製本や進行管理を担当しています。1989年生まれ、千葉県出身。大学卒業後文房具メーカーへ就職。その後、人材会社でのキャリアカウンセラーやレジャー施設の人事を経て、現在はキャリアコンサルタント(国家資格)として大学や企業の就活や採用支援と、じぶんジカン業の複業です。

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