「自分と向き合う時間をつくる」
じぶんジカンが大切にしていることであり、関わってくれるみなさまにお届けしたいものでもあります。
どうして「自分と向き合う時間をつくる」をコンセプトにしたのか。また、どういう想いでじぶんジカンを運営しているのか。少し書いてみようと思います。
「自分と向き合う時間をつくる」をコンセプトにした理由
じぶんジカンは、代表・松岡の「自分と向き合う時間を大切にしたいなあ」という個人的な思いから、スタートしました。
わたし自身に「自分と向き合う時間」が必要だった。そして、そのためのツールや、考えるきっかけが必要だった。
「でも、自分にぴったりなものがない」
「だったら、自分でつくろうかな」
それが、じぶんジカンのはじまりでした。
自分と向き合うこと、自分の本音を聴くこと、自分で考え、選ぶこと。
これらはいずれも、誰にでもできるはずなのに、後回しにしがちで、この忙しない世界を生きる上では簡単なことではないように思います。
また、今はたくさんの人が「自分と向き合うことが大切」「自分らしく生きよう」と言っているのに、実際はなかなかそれができず、悩んでいる人も多い。そして、わたしもその一人。
自分を無視してしまいがちな、わたしのために。
そして、わたしと同じく悩んでしまいがちな人にも。
“じぶんジカンができること” を、考える日々です。
自分と向き合うのが難しい理由
「自分と向き合う」が難しい理由は、3つあると思うのです。
【自分と向き合うのが難しい理由】
・時間がない
・やり方がわからない
・思い込みによるハードル
(「自分」を後回しにするのが良いことである、など)
この3つが複雑に絡み合いながら、「自分」を見つめることを後回しにさせているような気がします。
もっと気軽に、自分のことを見てあげられるように。
時間をつくる機会や、自分と向き合うためのサポートとなるツール、思い込みに気づくきっかけを、じぶんジカンがお届けできたら。
そのために、じぶんジカンは次のようなことを大切にして、ものづくりやサービスづくりをしています。
自分と向き合う時間をつくるために、大切にしていること
じぶんジカンが大切にしていることは、大きく分けて3つあります。
【大切にしていること】
1)「時間をつくりたい」と思えるものであること
2)気軽にできること
3)安心してできること
1)「時間をつくりたい」と思えるものであること
何よりもまず、「楽しそう」「これだったら自分のための時間をつくってみたいな」と思えるものであること。
自分と向き合うことって、多少なりとも「自分の見たくない部分」や「見えないほうが都合が良い部分」に目を向ける作業であることも、ハードルになっているのだと思います。
それでも「自分と向き合う時間」をお届けしたいと願うからには、なるべく楽しく取り組めるものを。
そして、自分と向き合うことが「心地よいこれからをつくる行為」であると実感してもらえるような、ものづくり・サービスづくりを大切にしたいと思っています。
2)気軽にできること
じぶんジカンの定番ノートの厚みには、こだわりがあります。
ぱっと見て「これぐらいの厚みなら、気軽にできそうかも」と思えることを重視して、内容の量(=厚み)を決めました。
でも、ここだけの話ですが、実はこの厚み(だいたい平均24ページぐらい)でも、実際に取り組むととても時間がかかるのですよね(ユーザーさんはご存知だとは思いますが……!)。だいたい、じぶんジカンの定番ノートを1冊取り組むのに、早い人でも1週間。じっくりな人だと1ヶ月以上はかかるようです。
それでも、最初の一歩目を気軽に踏み出してもらえたら。
そんな想いで、「なるべく気軽に取り組めること」を重視してつくりました。
3)安心してできること
「自分と向き合う」に関して、一歩目は自分自身で踏み出す必要があると、わたしは思っています。
これは、わたし自身の経験から感じていることで。
自分のことを無視し続けて、心身の調子をガクッと崩してしまった頃。どうにか調子を取り戻したくて、カウンセリングやセミナーなどにもいくつか参加しました。
ただ、これまで自分をずーっと無視し続けてきたゆえに、もはや自分を無視することがプロレベル(⁉︎)に達していたわたしは、カウンセリングでは「カウンセラーさんの期待に応えないと!」と考えて、何もスッキリしていないのに「心がスッキリしました」と言ってしまったり、セミナーでは講演者の人の思想に大きく影響を受けて、盲目的に信じそうになったり。
つまりわたしの場合、「他人」が介在すると、本当の意味で自分と向き合うことが難しかったんです。
誰かの期待に応えようとしたり、他人にとっての「正解」を探そうとしたり。
それでは、自分と向き合うことや、自分の本音を知ることは、だいぶ難しくなってしまう。
きっと「自分と向き合う」の一歩目は、外に目を向けるのではなく、自分の内側に目を向ける必要がある。つまり、誰かに頼るのではなく、自分で踏み出すのが良い気がする。
だからこそ、誰かの意見や存在を気にすることなく、安心して一人で自分を見つめられる時間をつくれるものが、あると良いなと思ったんです。
じぶんジカンでは、今はワークショップなど複数人で「自分と向き合う時間をつくる」ことも行なっていますが、もっとも大切にしたいのは「安心して一人で自分を見つめられる時間」です。
誰かに邪魔されることなく、期待に応える必要もなく、まずは自分のなかを、じっくり見つめる。そんな時間を。
「自分と向き合う時間」のきっかけをお届けするために
「自分と向き合う時間」って、いろいろな種類があると思います。
その中でも、じぶんジカンが特に大切にしているのは「自分の本音を言葉にしてみること」です。
そのためのツールや、考えるきっかけ、表現するときに必要な言葉たちを、何かひとつでもお渡しできたら。
そんなことを想いながら、これからも様々なきっかけを、お届けしていこうと思います。
じぶんジカンのノート達が、自分と向き合う時間のきっかけとなりますように。
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